「リラクゼーション」と「マッサージ」、
この2つの言葉は日常においてほぼ同異義語として使われており、
あまり違いを意識する方は少ないと思います。
または、同じものだと思われている方も多いでしょう。
リラクゼーションとマッサージ、
一番の違いは、マッサージを行うには国家資格が必要というところです。
裏を返せばリラクゼーションは資格が要らず、誰でも施術を行うことができます。
リラクゼーション全てが悪いということではありませんが、
マッサージは、国家資格という一定以上の基準をクリアしているという点で
安心して施術を受けてもらうことができます。
田中マッサージ院では、施術者全員が国家資格をもった医療マッサージの有資格者です。
東洋医学に代表される鍼灸マッサージ治療は自然治癒力の回復を目的としています。
主な治療効果として
・疼痛の緩和
・血液・リンパの循環改善
・関節可動域の維持・増大
・心肺機能の改善
・内蔵諸機管の機能改善
・残存機能の改善
・心理的効果
が挙げられます。
「自然治癒力の回復を元に、それ以上悪くならないように」もしくは、
「治って帰ってもらえるように」体に働きかけます。
また、当院では、安心して治療を受けていただけるよう、スタッフ全員日々の技術の向上をはかり、
指導を行っております。
当然、治療目的ではなく、リフレッシュしたい時も是非ご利用ください。
皆様のご来店をお待ちしております。
押し、引き、撫で、さすり、揉み、叩くといった手技を用いて患者個々に適した刺激量を選択し、治療を行います。
あん摩・指圧が経穴(ツボ)経絡(ツボとツボを結ぶ線)を意識して施術するのに対し、フランスから伝わったマッサージは、リンパ・血液の流れ・筋の走行に従って施術します。
このように、あん摩・指圧とマッサージとでは、理論や手技が全く異なるのですが、日本においてはひとつの資格として法制化されています。
あん摩や指圧は体の中心から末梢に向かって遠心性の刺激を与えるのに対し、マッサージは身体の末梢から中心に向かって求心性の刺激を加えるのが原則です。
「手で身体の状態を診ながら、悪い部分を見つけ治療する」という点では、あん摩・指圧・マッサージは同じですが、あん摩は中国で、マッサージはフランスで、指圧は日本で、それぞれ生まれ発達してきた手技療法です。
鍼灸マッサージは症状や病気の改善といった「治療」としてだけではなく、体質の改善や健康増進といった健康管理、
つまり「病気にならないための健康な身体づくり」にも優れた効果を発揮します。
これは「未病気(未病を治す)」と言って、東洋医学の中では古くからある基本的概念です。
「病になってから、その病を治す」という西洋医学の考え方とは異なり、
「身体の不調和が病として表面に現れる前に、その根元を治すこと」こそ大切であるという考えです。
鍼灸マッサージは心身のバランスを調整し、自己治癒力を高めて健康な生活を送るお手伝いをいたします。